■研究者紹介
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氏 名 宮内 博之 (Hiroyuki Miyauchi、Dr. Eng.)
所 属 材料研究グループ 上席研究員
専 門 建築ドローン工学、建築防水
メール


 略 歴

1996年 東京都立大学 工学部 建築学科 卒業
1998年 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 環境物理工学専攻 修士課程 修了
1999年 東京工業大学 応用セラミックス研究所・建築物理研究センター 助手
2003年 東京工業大学・博士(工学)取得
2006年 カナダ・National Research Council Canada客員研究員
2007年 東京工業大学 応用セラミックス研究所・建築物理研究センター 助教
2008年 韓国・忠南大学校 工科大学 建築工学科 助教授
2013年 韓国・忠南大学校 工科大学 建築工学科 副教授
2014年 独立行政法人 建築研究所 材料研究グループ 主任研究員
2015年国立研究開発法人 建築研究所 材料研究グループ 主任研究員
2021年東京理科大学 理工学部 建築学科 客員教授(〜現在)
2022年国立研究開発法人 建築研究所 材料研究グループ 上席研究員(〜現在)
2023年お茶の水女子大学 生活科学部 人間・環境科学科 客員教授(〜現在)

 所属学協会

  • (一社)日本建築学会
  • (一社)日本建築ドローン協会
  • (一社)日本建築仕上学会
  • (公社)日本コンクリート工学会
  • (一社)日本UAS産業振興協議会
  • (一社)日本ドローンコンソーシアム


 最近の主要な研究活動

    (1)ドローン関連の研究活動
    • 建築研究所指定課題「建築物の安全・維持管理に資するドローンを活用した建築保全技術の開発」(2022〜2024年度)
    • 日本学術振興会 科学研究費助成事業・基盤研究(C)(一般)「ドローンを活用した建築物点検プロセスの評価と最適化システムの開発」(2024〜2026年度)
    • 建築研究所・産業技術総合研究所・日本品質保証機構共同研究課題「都市・建築におけるドローン・エアモビリティの社会実装に向けた連携研究に関する研究」(2023〜2024年度)
    • 建築研究所・お茶の水女子大学共同研究課題「室内空間の有人環境における情報収集・発信を目的としたコミュニケーションツールとしてのドローンの活用可能性に関する研究」(2023〜2024年度)
    • 建築研究所・ポケット・クエリーズ・富士防災警備共同研究課題「四足歩行ロボット×デジタル技術の開発と災害時の活用検証」(2023〜2024年度)
    • 建築研究所・日本建築ドローン協会共同研究課題「建築狭所空間の調査のためのドローン活用研究」(2023〜2024年度)
    • 建築研究所・東京理科大学・西武建設共同研究課題「建築物の維持保全に関わる係留式及び接触・破壊式ドローンシステムの技術開発」(2022〜2024年度)
    • 日本学術振興会 科学研究費助成事業・基盤研究(C)(一般)「建築狭所空間の点検調査を可能とするマイクロドローンの技術開発と社会実装」(2021〜2023年度)
    • 建築研究所・都市再生機構研究課題「ドローン等を活用した建物点検・保全技術の開発」(2023年度)
    • 内閣府SIP「国家レジリエンス(防災・減災)の強化/衛星データ等即時共有システムと被災状況解析・予測技術の開発/建築物被害状況解析システム開発/ドローンによる建物被害状況分析システムの開発」(2018〜2022年度)
    • 建築研究所指定課題「建築材料の状態・挙動に基づくRC造建築物の耐久性評価に関する研究」(2019〜2021年度)
    • 建築研究所・東京理科大学・西武建設共同研究課題「「RC造建築物の2次・3次劣化診断調査用ドローン技術の開発」(2020〜2021年度)
    • 国土交通省住宅・建築物技術高度化事業「ドローンを活用した建築物の自動点検調査システムの開発」(2017〜2018年度)
    • 国土交通省建築基準整備促進事業T3「非接触方式による外壁調査の診断手法及び調査基準に関する検討」(2017〜2018年度)
    • 建築研究所指定課題「RC造建築物の変状・損傷の早期確認と鉄筋腐食の抑制技術等に関する研究」(2016〜2018年度)
    • 建築研究所共同研究課題「無人航空機を活用した中高層建築物の点検・維持管理技術に関する研究」(2017〜2018年度)
    (2)防水関連の研究活動
    • 日本学術振興会 科学研究費助成事業・基盤研究(C)(一般)「建築物の長寿命化に資する外壁目地の性能評価システムの開発」(2016年度〜2018年度)
    (3)所外研究活動
    • 日本建築学会 ドローン技術活用小委員会主査
    • 日本建築学会 災害調査におけるドローン利活用検討小委員会委員
    • 日本建築ドローン協会 建築ドローン人材育成検討WG主査
    • 日本建築ドローン協会 建築狭所空間ドローン利活用WG主査
    • 日本建築学会 シーリング材耐久性評価技術WG主査
    • 2021年度(一財)日本建築防災協会「赤外線装置を搭載したドローン等による外壁調査手法に係る体制整備検討委員会」委員
    • 2020年度NEDO事業「規制の精緻化に向けたデジタル技術開発/ドローン等を活用した建築物の外壁の定期調査に係る技術開発」技術検討委員会委員

主要論文等

  1. 宮内博之、佐々木宣彦、有木克良、毎田悠承、北岡弘、楠浩一、四足歩行ロボットの制御とAR技術開発及び被災建築物調査への適用、O3-3,8page、第21回建設ロボットシンポジウム、2023.9
  2. 古藤憲、宮内博之、二村憲太郎、兼松学、ソフトハンドを用いたドローンによる建築物の点検、接触作業技術の開発、O3-2,6page,第21回建設ロボットシンポジウム、2023.9
  3. Ghassaq Issa Hasan Alrubaye, Hiroyuki Miyauchi, Global Drone Regulations and Research Survey with the Examination of Its Application, Technical Journal of Advanced Mobility, Vol4, No.6,pp.62-73,2023.6
  4. 宮内博之、二村憲太郎、屋内狭所空間調査におけるマイクロドローンの活用と性能検証,O2-3、8page、第20回建設ロボットシンポジウム、2022.8
  5. 宮内博之、建築分野におけるドローンに係る基盤開発と建築物点検・調査へのドローン活用、Technical Journal of Advanced Mobility(次世代移動体技術誌)、vol.3、No.3、pp.27-42、2022.6
  6. Hiroyuki Miyauchi, Development of a building inspection method using drones and its possible utilization in sealant field maintenance, Durability of Building and Construction Sealants and Adhesives, 7th Volume, STP 1633, pp.39-54, ASTM International, 2022.5
  7. 眞方山美穂、宮内博之、兼松学、佐藤大輔、河辺伸二、奥出稔、ドローンに搭載した赤外線装置による外壁調査手法の実証実験、日本建築学会技術報告集、第27巻、第65号、pp.75-80、2021.2
  8. 二村憲太郎、槌本敬大、宮内博之、山岸直樹、実大実験棟を活用したドローンによる点検の有効性の検証とドローンによる点検方法の確立のための実験の報告、日本建築学会技術報告集、第25巻、第59号、pp.509-514、2019.2

主要著書

  1. 野波健蔵[編著]、続・ドローン産業応用のすべて ―進化する自律飛行が変える未来―「3.5建築分野における利活用最前線」執筆担当、オーム社、pp.205-213、2020.8
  2. 横山裕、三上貴正、高橋宏樹、宮内博之、古賀純子、横山健、石原沙織、新・建築材料U<第2版>[部位構成材料・機能材料編]、数理工学社、2021年4月10日
  3. Chiristopher C. White, Hiroyuki Miyauchi, Durability of Building and Construction Sealants and Adhesive-7th Volume, STP1633, ASTM International, 2022.5[ISBN:978-0-8031-7712-3]
  4. Chiristopher C. White, Hiroyuki Miyauchi, Durability of Building and Construction Sealants and Adhesive-6th Volume, STP1604, 2018.7[ISBN:978-0-8031-7653-9]

受賞歴

2019年 World Cultural Council(WCC)特別表彰、受賞内容:建築分野における産官学領域のドローン技術プラットフォームの構築に関する貢献
2015年 日本建築仕上学会論文奨励賞、題目:台風時における機械的固定工法防水層の耐風性評価に関する研究
2005年 日本建築学会奨励賞、題目:隅角部を有するシーリング目地設計法の提案



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