このうち、昨年10月から1年間の予定で来日し、津波防災に関する知識や技術を学んでいるインドネシア、マレーシア及びペルーからの研修生5名は、11日(月)午前中に東北大学津波工学研究室で講義を受けた後、仙台平野で今回の地震と869年の貞観災害時の津波堆積物の視察をしました。
翌日は松島と石巻を経由して女川町を訪れ、数棟の鉄筋コンクリート造の建物が津波により倒れたり移動したりしている様子を視察しました。
3日目となる13日(水)には、陸前高田市、大船渡市及び釜石市を訪れました。釜石市では、港湾事務所の案内で湾口防波堤を視察し、防波堤が津波で部分的に破壊されたものの、津波のエネルギーを弱める役割を果たしたとの説明を受けました。 |