実大火災実験棟

 建築構造物の耐火性、燃焼性状、煙の流動性状と制御効果に関する実大火災実験を行う施設で、それぞれの実験目的に応じて、火災実験場、煙実験場、機械工作室があります。また、火災感知器や排煙機器等の防災機器の試験も行うことができます。

■主要実験設備
 ICAL実験装置
ICAL実験装置
 バーナーにより平面からの一定熱流束を生じさせる装置。輻射によって加熱を受ける可燃物等状態を挙動を把握する。

 小規模実験室及び廊下、階段シャフト
小規模実験室及び廊下、階段シャフト
 小規模の燃焼実験、模型実験、複数室の煙流動実験に使用。階段室に付属した給排気シャフト及び1階廊下に接続された送排風機による煙制御が可能。

送風機の仕様  
55kwHCモートル・大型送風機1800m³ /min・制御盤 2台
30kwHCモートル・大型送風機1000m³ /min・制御盤 1台

 4mフード
4mフード
 フード下で可燃物を燃焼し、燃焼ガスを収集するための装置。燃焼ガスは、二次燃焼炉にて処理される。
吸気量 最大約10m³ /s(インバータ制御)

 8mフード
8mフード
 フード下で可燃物を燃焼し、燃焼ガスを収集するための装置。燃焼ガスは、二次燃焼炉にて処理される。
遮煙用可動式シリカクロスカーテン付き
吸気量 最大約10m³ /s(インバータ制御)

 部材高温性能判定実験装置
部材高温性能判定実験装置
高温時における構造部材の耐力測定
温度 室温〜800℃
試験体最大寸法 2m x 0.2m x 0.25m
荷重 軸力 200tf、両端部曲げ 27tf.m
面内横方向 70tf


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