■建築研究資料

履歴型ダンパーを用いた既存建築物の耐震改修
〜制振補強建物のエネルギー法による耐震性評価法の提案、
及び 外付けダンパー接合部の設計・施工法(案)〜


建築研究資料 No.126(2010年(平成22年)12月

長谷川隆、向井智久、北村春幸、小林正人、 石井匠、
荻野雅士、小板橋裕一、後閑章吉、西本晃治


<概要>

 履歴型ダンパーを用いた耐震改修方法を普及促進させるため、RC造建物をダンパーで補強する場合の実験的研究を行うとともに、ダンパーで補強した建物の性能評価方法に関する解析的な研究を行った。実験的研究としては、RC造フレームの外側にダンパーを取り付けた架構の載荷実験とダンパーとRC梁部材の接合部の載荷実験を実施した。一連の実験結果に基づいて、RC造フレームに外付けでダンパーを取り付ける場合の接合部設計方法を提示した。解析的検討としては、エネルギー法による耐震性評価方法について、時刻歴解析との比較によって検討を行った。また、ダンパーにより補強された建物の換算Is値の計算方法について検討し、提案した。
これらの研究結果に基づいて、本資料では、第T編として「履歴型ダンパーを用いた制振補強建物の簡易性能評価法と計算事例」を、第U編として、「枠なし外付け履歴型ダンパー補強工法における接合部設計・施工法(案)」を掲載している。


表紙・はしがき 58KB
概要、Summary 35KB
目次、執筆担当 112KB
はじめに 30KB
第T編
 履歴型ダンパーを用いた制振補強建物の簡易性能評価法と計算事例
 第1章 54KB
 第2章 218KB
 第3章 467KB
 第4章 651KB
 第5章 642KB
 第6章 486KB
 第7章 694KB
 第8章 36KB
第U編
 枠なし外付け履歴型ダンパー補強工法における接合部設計・施工法(案)
 第1章 72KB
 第2章 344KB
 第3章 284KB
   
付録1、謝辞 464KB
奥付 76KB
全文 2870KB


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